CADの特徴とは 1
2017年10月27日
■CADの特徴-1
1.作図自体に熟練はあまり必要ない
まずは線などを引く技術。これは手描きと違い、CADの経験年数に関わりなく、誰でもまっすぐで均一な太さの線を引くことが出来ます。
線を引く為に必要なのは、線分(LINE)というコマンドの種類と、印刷の設定方法、たったこれだけです。
これさえ知っていれば、覚えたてほやほやの初心者でも、経験10年のベテランと同じ線を引くことが出来ます。あくまでも線が引けるだけ、というレベルですが、手描きに比べてずいぶん楽なスタートだと思います。
ベテランとしてはちょっと微妙な心境ですが、こればかりは仕方がありません。
もちろんオートキャド(AutoCAD)で綺麗な図面を描くコツはあります。というか、そのポイントを押さえないと、何となく全体的に締まらない感じの情けない図面が完成してしまいます。
綺麗な図面を描くコツは、作図スピードと同じくらい重要だと私は考えています。なので、もう少し後でじっくりと話をしたいと思っています。
図面の表現方法に関しては、私は特に細かい(あるいは細かすぎる)とまわりから言われます。だからお話ししたいことが本当にたくさんあるのですが…。まあ後でということで。
全体的な話ではなくて1本の線だけで考えると、太さが均一できれいな線を、「誰でも」描くことが出来るというのがCADの大きな特徴でしょう。
文字も同様です。使用するフォントは大体決まってくるので、誰が文字を記入しても結果は同じです。必要なのはDTEXTやMTEXTなどの文字記入コマンドと、フォントの名前だけです。
あ、でも、変換の間違いが発生するのはCADぐらいですか…。これはパソコンならではの問題点です。
「女子更衣室」という室名を入力しようとして「女子校異質」になったり「女子行為室」とかになったり。ウケを狙っている訳ではなくて、これは本当にあった話です。
まあその他色々ありますよね。これはCADに限らないので、きっとあなたにも経験があるかと思います。
1.作図自体に熟練はあまり必要ない
まずは線などを引く技術。これは手描きと違い、CADの経験年数に関わりなく、誰でもまっすぐで均一な太さの線を引くことが出来ます。
線を引く為に必要なのは、線分(LINE)というコマンドの種類と、印刷の設定方法、たったこれだけです。
これさえ知っていれば、覚えたてほやほやの初心者でも、経験10年のベテランと同じ線を引くことが出来ます。あくまでも線が引けるだけ、というレベルですが、手描きに比べてずいぶん楽なスタートだと思います。
ベテランとしてはちょっと微妙な心境ですが、こればかりは仕方がありません。
もちろんオートキャド(AutoCAD)で綺麗な図面を描くコツはあります。というか、そのポイントを押さえないと、何となく全体的に締まらない感じの情けない図面が完成してしまいます。
綺麗な図面を描くコツは、作図スピードと同じくらい重要だと私は考えています。なので、もう少し後でじっくりと話をしたいと思っています。
図面の表現方法に関しては、私は特に細かい(あるいは細かすぎる)とまわりから言われます。だからお話ししたいことが本当にたくさんあるのですが…。まあ後でということで。
全体的な話ではなくて1本の線だけで考えると、太さが均一できれいな線を、「誰でも」描くことが出来るというのがCADの大きな特徴でしょう。
文字も同様です。使用するフォントは大体決まってくるので、誰が文字を記入しても結果は同じです。必要なのはDTEXTやMTEXTなどの文字記入コマンドと、フォントの名前だけです。
あ、でも、変換の間違いが発生するのはCADぐらいですか…。これはパソコンならではの問題点です。
「女子更衣室」という室名を入力しようとして「女子校異質」になったり「女子行為室」とかになったり。ウケを狙っている訳ではなくて、これは本当にあった話です。
まあその他色々ありますよね。これはCADに限らないので、きっとあなたにも経験があるかと思います。
Posted by autocad_2016 at
20:28
│Comments(0)
オブジェクト選択の色々
2017年10月26日
オートキャド(AutoCAD)を使って図面を作図する際には、マウスとキーボードを使って様々な操作をすることになります。
線の始点や移動の基準点を指定したり、距離を数値入力したりと操作の種類は本当に色々あります。厳密に言えば、コマンドと設定の数だけ操作の方法がある、という事になります。
その中でもオブジェクトの選択というのは、最も基本的な操作のひとつと言えるでしょう。基本的な操作は作業の性質上、非常に頻繁に使うことになるはずです。
消す、移動する、複写する。その他様々な処理をする前に、まずは対象となるオブジェクトを選択する必要があります。それをやらないとコマンドが始まらない、という次元の操作ですね。
こういった日常的に使う操作は地味ですが、地味な作業を効率良くやることによって、オートキャド(AutoCAD)の作業をスピードアップさせる事が出来るんです。
よく使う機能ほど重要という意味で考えると、オブジェクト選択の操作は「最重要項目」と言えるのではないでしょうか。
今回からしばらくは、基本的な機能であるオブジェクト選択の方法について色々と考えてみることにします。
■簡単だが重要な操作って
今まででオブジェクト選択の重要性をしつこいくらいにお話ししてきましたが、実際の操作は非常に簡単です。
コマンドをカスタマイズしたり、短縮コマンドを設定したりする操作と比べるとかなり簡単な操作ですから、「ちょっと便利な操作」という表現が一番しっくりと来る感じです。
ただし「操作が簡単=その操作はあまり重要ではない」という話では全然ありません。まずはそれを、誤解のないようにお伝えしておきますね。
そして、こういった単純な操作は、以外と知られていない事が多かったりもします。そうならない為に、これから説明をしていく訳ですが…。
かく言う私も、これから説明する中には、かなり長い間存在を知らなかった操作がありした。また、いまだに知らない操作方法があったとしても、私は少しも驚きません。ただ、恥と思うことは間違いありませんが…。
「知らない」というのはそういうモノですから。
■オブジェクト選択方法の色々
これからひとつずつ、オブジェクトの選択方法について細かくお話ししていきます。中にはシンプルすぎてすぐに終わってしまう操作もあるでしょう。
その簡単な操作でも、もしかしたらまだ知らない人がいるかも知れません。オブジェクトの選択については特にそう思って、ひとつずつ細かく説明をしていくつもりです。
という訳で、以下に示す内容について、あなたが持っているオートキャド(AutoCAD)の知識に入っているか確認しながら、一通り読んでみることをお勧めしたいと思います。
線の始点や移動の基準点を指定したり、距離を数値入力したりと操作の種類は本当に色々あります。厳密に言えば、コマンドと設定の数だけ操作の方法がある、という事になります。
その中でもオブジェクトの選択というのは、最も基本的な操作のひとつと言えるでしょう。基本的な操作は作業の性質上、非常に頻繁に使うことになるはずです。
消す、移動する、複写する。その他様々な処理をする前に、まずは対象となるオブジェクトを選択する必要があります。それをやらないとコマンドが始まらない、という次元の操作ですね。
こういった日常的に使う操作は地味ですが、地味な作業を効率良くやることによって、オートキャド(AutoCAD)の作業をスピードアップさせる事が出来るんです。
よく使う機能ほど重要という意味で考えると、オブジェクト選択の操作は「最重要項目」と言えるのではないでしょうか。
今回からしばらくは、基本的な機能であるオブジェクト選択の方法について色々と考えてみることにします。
■簡単だが重要な操作って
今まででオブジェクト選択の重要性をしつこいくらいにお話ししてきましたが、実際の操作は非常に簡単です。
コマンドをカスタマイズしたり、短縮コマンドを設定したりする操作と比べるとかなり簡単な操作ですから、「ちょっと便利な操作」という表現が一番しっくりと来る感じです。
ただし「操作が簡単=その操作はあまり重要ではない」という話では全然ありません。まずはそれを、誤解のないようにお伝えしておきますね。
そして、こういった単純な操作は、以外と知られていない事が多かったりもします。そうならない為に、これから説明をしていく訳ですが…。
かく言う私も、これから説明する中には、かなり長い間存在を知らなかった操作がありした。また、いまだに知らない操作方法があったとしても、私は少しも驚きません。ただ、恥と思うことは間違いありませんが…。
「知らない」というのはそういうモノですから。
■オブジェクト選択方法の色々
これからひとつずつ、オブジェクトの選択方法について細かくお話ししていきます。中にはシンプルすぎてすぐに終わってしまう操作もあるでしょう。
その簡単な操作でも、もしかしたらまだ知らない人がいるかも知れません。オブジェクトの選択については特にそう思って、ひとつずつ細かく説明をしていくつもりです。
という訳で、以下に示す内容について、あなたが持っているオートキャド(AutoCAD)の知識に入っているか確認しながら、一通り読んでみることをお勧めしたいと思います。
Posted by autocad_2016 at
21:27
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